今回は数珠に関する豆知識をご紹介したいと思います。
このページを読んで数珠をもっと身近に感じていただければ幸いです。
腕輪念珠=略式念珠ではない?
最近、数珠のようなデザインのブレスレットを付けている方を目にします。
略式念珠は珠の数や大きさに指定がほとんどないものですので、一見するとブレスレットも略式念珠の一種のように思えますが、これはあくまでもファッションアイテムやお守りとしての意味合いが強く、略式念珠とは別の類になります。
そのため、ブレスレットをお葬式など数珠の代わりに使用することはできません。
念珠ってなに?
「正式念珠」や「略式念珠」に使用される「念珠」ですが、なぜ「正式数珠」や「略式数珠」ではないのでしょうか。
実は「念珠」=「数珠」であり、意味は一緒なのです。
昔は念珠という呼び方をしていたそうですが、いつの間にか数珠という呼び方の方が広く定着したようです。
数珠に男女兼用はない?
数珠は基本的に男女兼用というものはありません。
男性と女性では手の大きさが変わってきますので、1つ1つの珠の大きさや仕立て・房の色などが違ってきます。
女性用は男性用のものに比べ、全体的に小さく作られています。
男性で手が小さい方でも、女性用の数珠を使用するということはせず、なるべく小さな珠で作成された男性用の数珠を使用することをオススメします。
数珠が壊れてしまった
数珠はきちんと保管をして大切に扱っていると、材質によっては一生ものとして使用できます。
しかし、珠が割れるなど、どうしても使用が困難な場合もあります。
そういったときは神社やお寺に持っていくと処分をしていただけます。
また、紐が切れるなどの軽微なものの場合は修理をしてくれる業者もあります。
いかがでしたでしょうか。
このページをみて少しでも数珠に興味を持っていただければ幸いです。
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